衆議院と参議院の違いとはなんだろう?
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そもそも衆議院と参議院が何なのかわからない!
衆議院とか参議院とか呼ばれているものは、
簡単に政治家の種類だと思ってください。
そう、政治家にも種類があるのです。色々な分け方があります。
まず、地方議員と国会議員で種類が分かれますね。
地方議員も政治家です。地方の行政を担当する政治家です。
一方で、国会議員は国の行政を担当する政治家です。
特に、この国会議員は特別な存在です。
なぜなら、国全体の法律を決めることが仕事になりますし、
また一番国民から支持を受けた政党は、国の運営をしていくことになります。
そうなると、全国津々浦々、色々な考え方がありますが、
ひとつの選挙方法だけで物事を決めてしまうと
もしかしたら、偏った意見が採用されてしまう恐れがあります。
そこで、国会議員だけは二つの異なる選挙の仕方で選び、
より公平かつ安全に法律を作るようにしようと、
衆議院と参議院とで分けることにしたわけです。
この衆議院と参議院の異なる国会議員の一定数がOKしないと
新しい法律は作れない決まりになっています。
ただし、一部の条件を満たした場合は、
参議院がOKを出さなくても衆議院がOKなら法律が作れます。
(このことを“衆議院の優越”といいます。)
これについては、下の「衆議院とは何だろう?」で説明します。
よく、ニュースで「●●法案が衆議院を通過」とか聞きますね。
これは「衆議院の国会議員はOK出したよー!」
「参議院の国会議員にも●●法案をどう思うか判断してもらいまーす!」ってことです。
以上で、そもそもの衆議院と参議院というものの説明を終わりますが、
どちらも国会議員であることは理解して頂けましたか?
とりあえず、それだけ理解できればOKです(*´∀`*)
次は、衆議院と参議院の違いについて見ていきましょう!
衆議院とは何だろう?
衆議院と参議院とで比べたとき、衆議院の方が力があります。
なぜかといいますと、衆議院には常に「衆議院解散」ということがあります。
通常任期は4年なのですが、
4年間の任期を終えて解散することはほとんどありません。
ほとんどが任期の途中で解散をしています。
解散=選挙です。
要するに、衆議院に属する国会議員(以下、衆議院議員と呼びます)は
常に職を失う恐れがあるのです。
選挙は前回当選したからといって、次も必ず当選するとは限りません。
衆議院議員は常に緊張感を持って仕事をしているのです。(そうであるはず・・・)
選挙は、国民にとって民意を反映させるチャンスの場です。
選挙が常にあるかもしれない衆議院議員は、常に国民の民意に近い存在です。
ですから、衆議院には参議院よりも力が与えられているのです。
衆議院の優越
衆議院が参議院よりも力がある一番分かりやすい例はこれです。
衆議院の優越と呼ばれる制度です。
衆議院でOKが出た法案が、参議院でNGが出たとします。
その場合、もう一回衆議院で話し合いをしてみて、
衆議院の1/3以上が再びOKを出した場合、
その法案は認められます。新しい法律として出来上がるのです。
このことを衆議院の優越と呼びます。
衆議院が優先される理由は、民意が近い存在だからです。
参議院とは何だろう?
参議院とは、大日本帝國のときは貴族院と呼ばれていました。
お金持ちが政治に入り込み、監視をしていたんですね。
しかし、今はもうその名残はほとんどありません。
芸能人が知名度を使って、政治の世界に遊びに来ているような
そんなイメージのものに成り下がってしまいました。
参議院には解散がありません。
任期も6年間と長く、衆議院に比べるとぬるま湯な世界です。
当然、参議院は衆議院よりも人数は少なめですが、
それでも242議席も存在しています。
47都道府県ですから、ひとつの都道府県から5人は当選する数です。
参議院は必要なのか?
衆議院の優越からもわかるように、
結局のところ、衆議院の意見が反映されるのだとすれば
誰もが思い浮かぶ、ひとつの考え。
「参議院って要らなくね?」
「参議院って不要でしょ、ふ・よ・う!」
よく出てくるのは、
「参議院を撤廃して一院制にすべきだ!」
「そうすれば、参議院の給与にしていた税金が浮くだろ!」
っていう考え方ですね。
それもそうなんでしょうけど、
やっぱりね、極端に考えるのは危険だと僕は思います。
僕は単純に、参議院の議員数を30人くらいに減らして、
給与も今の1/4くらいに削減しちゃえばいいと思うんです。
本当に政治を良くしたいと思う人だけしか
立候補できないような環境にしたらいいと思う。
以上、衆議院と参議院の違いは理解できましたか?
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